
雑誌掲載情報「家庭画報」
明日12月29日発売、家庭画報2018年2月号紙面上で14ページにもわたる大型特集「常盤貴子、美の頂点「辻が花」をまとう(156ページより)」にておび弘の帯がトップを切って掲載されています。小倉淳史さんのお着物と共に常盤貴子さんに締めて頂きました。是非書店にてお買い求め下さい。近日中に帯も詳しくご紹介いたしますのでどうぞご期待ください。 #メディア情報

~新しい、おびの楽しみ方~「OKI×OBI®」を発表いたします
「帯を締める以外に楽しめないだろうか」 「ずっとタンスにしまいっぱなしではもったいない」 そうした声からヒントを得て誕生したおび弘の新しいコンセプト商品が「OKI×OBI®」です。帯に合わせた額に収納することにより、締めるだけではなく、普段はインテリアの一部、絵画として飾ることができます。柄や組織によっては1日に10センチしか織り進めないおび弘の技術と伝統が凝縮した手織りの帯を現実にお手元へお届けできます。 「OKI×OBI®」が誕生したことにより、普段着物を着ない人でも日常的におび弘の唯一無二のデザインを楽しむ事が可能となりました。もちろん本物の帯として、日頃着物を着られる人は締めてお出かけすることもできます。着用時以外はタンスで出番を待つだけだった帯=OBIの存在が根本的に変わります。 「OKI×OBI®」最初のシリーズ柄は岐阜県各務原市の作家、奥村晃史さんの絵を使わせて頂きました。愛々しいだけではなく、気高さもある奥村さんの動物達の絵を再現しつつ、おび弘のエッセンスを加えるのは大変困難な作業で何度も紋意匠図(帯の設計図)を彫り直し、配色を変

「婦人画報」2018年1月最新号160~161ページ掲載帯のご紹介
今回ご紹介する帯は貫地谷しほりさんに締めて頂きました「経錦、松四ツ菱」です。 経錦とは、おび弘でよく織られている綴れ織りの帯や緯錦の帯とは異なり、経糸によって地の紋様と柄が織りだされている帯となります。通常は異なった3色(おび弘では4色)の経糸を利用し、この3色が表面と裏に浮き沈みすることにより地紋様や柄をつくりだします。しかしながら経糸を主体とすることにより、柄の大きさも使える色数も制限されてしまいます。奈良時代ぐらいから緯糸を生かした緯錦の発展により、手間が大変かかり色々と制限がある経錦は勢いが弱まりました。時を経て、現在では経錦に緯錦も組み合わせ、色数を増やし、複雑な柄を表現している帯もつくられています。今回の「松四ツ菱」もそういった帯の1つです。 地紋は襷(たすき)紋と、松で表現した菱紋を組み合わせ、その上に平安時代頃に伝わった、蜀甲華紋をアレンジした華紋柄を配しています。紙面上では宝尽くしの訪問着に合わせて頂きましたが付下げ、色無地にも幅広く締めて頂けるおめでたい時にぴったりの帯となります。 帯に関するご質問がありましたらお気軽にメール

これでわかる!吉祥紋様解説第7回「蛤(はまぐり)」(帯写真あり)
「吉祥紋様とは良い兆候、おめでたいしるしという意味を表した文様の総称です。」 「蛤能(よ)く気を吐いて楼台(ろうだい)をなす」という古い中国の言葉が存在します。意味はそのままで、「大蛤が吐く気によって海中より楼台が出現する」となります。蜃気楼の「蜃」ですが中国の古書では蛤の別名でもあり、まさに上の言葉の通り蜃気楼の語源となっています。ただし、もう一つの説があり、中国の薬学の古書、「本草綱目」では竜族の一種である蛟竜に属する竜を「蜃」として、ハマグリと同様に気を吐いて蜃気楼を形成すると記されています。 ハマグリは対の貝しか合わせることができないため、平安時代から貝合せの遊びに使われてきました。貝合せに用いる、内側が美しく装飾された貝を「合わせ貝」、それを収納する蓋付きの容器を「貝桶(かいおけ)」といい、吉祥紋様とされます。また、貝がぴったり合わさる事から夫婦円満の象徴とされ婚礼時にお椀で頂くことが多いのはこのためです。 今回ご紹介する帯は「綴錦、貝綾」です。 手織りの錦地に金箔、銀箔の2種類を併用した二丁箔となります。お太鼓には貝桶を地とは異なった

雑誌掲載情報「婦人画報」
本日発売の婦人画報の連載「貫地谷しほりの文様ひいながた、第8回宝尽くし(158ページより)」にておび弘の帯が掲載されています。実際に貫地谷さんに締めて頂いています。是非書店にてお買い求め下さい。近日中に帯も詳しくご紹介いたしますのでどうぞご期待くださいませ。 #メディア情報