
雑誌掲載情報、世界文化社様「家庭画報」2018年8月最新号
「~知花くらら、工芸作家の超絶技巧をまとう~
涼を呼ぶ夏の織り」 明日6月30日発売の最新号におび弘の帯が複数本掲載されております。
ぜひご覧ください。 また実際に掲載された帯の紹介も順次させて頂きますので
どうぞ楽しみにお待ちください。 #メディア情報

「美しいキモノ」最新号【2018年夏号】121ページ掲載帯のご紹介
今回ご紹介する帯は「櫛織、羊歯(しだ)の縞」です。 おび弘の櫛織の帯は、緯糸を濡らしながら(濡緯)手織りしています。そのことにより張りがあり、しっかりとした生地感になります。櫛織ですから緯糸を打ち込む際に筬(おさ)の代わりに櫛を使用します。そうすると独特の波を打ったような織り目に仕上がります。その影響で透け感があり、軽く締めやすくなります。柄名に羊歯(しだ)とあるようによく見ると(画像では確認できないほどです)羊歯の地紋様の組織が存在しています。本誌にご紹介していただいておりますように大変シンプルで使いやすい縦縞柄の帯です。 帯に関するご質問がありましたらお気軽にメールにてお問い合わせください。 #雑誌掲載帯

「美しいキモノ」最新号【2018年夏号】48ページ掲載帯のご紹介
今回ご紹介する帯は「本袋絽綴、ワープ枝」です。 本袋の帯はこれまでに何度かご説明しているように、織り上げた後に表と裏の両端を縫い合わせる縫い袋帯ではなく、最初から袋状に織る帯です。縫い袋帯と区別するために「本袋」と呼ばれるようになりました。大変難しい技術と手間が必要で現在生産される袋帯全体の中でわずか2~3%といわれています。 本袋帯は両端の縫い代がないために、縫い袋帯に比べて薄くて軽くしなやかな帯となり、締め心地もよくなります。 数少ない本袋の帯ではありますが生産されるほとんどがシンプルな織り方である錦織りで織られたものです。おび弘の帯の中にも、もちろん錦織りの本袋帯もありますが今回の本袋帯は「絽」「綴」「紗」と3種の組織が混在した大変複雑なものです。 現在、本袋の絽綴れの帯を織ることができるおび弘以外の機屋を確認することができないため、日本でおび弘だけが織ることができる帯といえます。(当社調べ) 柄は名前の通りワープをイメージしたシンプルながらも斬新なものです。 今回の帯は盛夏に締めて頂く帯のため時期も限られる上に、本誌でご紹介頂いたように帯