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「美しいキモノ」2017冬最新号38ページ掲載帯のご紹介

今回ご紹介する帯は「綴れ名古屋帯、細野マイセン」です。

マイセンはドイツのマイセン地方で生産される大変有名な磁器です。豪華にしてもろく、かつ非常に高価な磁器は東洋で生まれ、日々の生活に用いられただけでなく、優れた美術品として人々の目を楽しませてきました。ヨーロッパでも、東洋磁器への憧れが強く、製造の秘密を熱心に探り、試行錯誤を重ねた末についに磁器を作り出すことに成功しました。ドイツには18世紀に磁器製造が伝わり、「マイセン」として大発展しました。今回の帯はロシア・エルミタージュ美術館が所蔵するロシア宮廷のマイセン磁器の名品が日本にて初公開されたときに、ヒントを得てモチーフにしたものです。

3種の別々の経糸の組織を織ることができる手機で、それぞれが違った個性の縦縞を表現しています。濡れ緯の糸を利用しているため帯全体にシャリ感があり、柄だけを唐織して立体感を出しています。盛夏以外3シーズンご利用頂ける帯となります。

帯に関してご質問がありましたらお気軽にメールにてお問い合わせください。

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