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◆おび弘の締め込み(まわし)を取り上げて頂いた大相撲相撲ガイド発売中です!◆

力士の締め込み(まわし)を織っているのは日本で3社だけですが手織りしているのはおび弘だけです。締め込みの経糸(たていと)の数は15,000本の糸が羽二重になっていて3万本あります。通常の帯は多くても4000本ほど。ただし帯は締め込みとは違い、複雑な柄や組織があるため、より繊細で丁寧な技術が求められます。逆に締め込みは無地のため柄を作り出す技術は不必要ですが、帯に比べて機の横幅が3倍ほど長く大きくなるので、緯糸(ぬきいと)を杼で通す力加減が大変難しく、また框(かまち)で打ち込む際、2段階の動作を求められ1回目は程よく、2回目を力強くというアンバランスな操作が必要です。重さ40キロもある框でこの作業を行うのは成人男性でも一度に30分が限界です。1本の締め込みを織り上げ次の締め込みを織る際は全ての経糸を次の経糸に、たてつぎしなくてはいけません。30000本もの経糸をつなぐ作業は丸1日から2日かかる大変な仕事です。

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