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October 2, 2017

今年の中秋の名月は明後日の10月4日です。実際に満月になるのは10月6日のようですが、綺麗な月を眺める事ができる日として昔から日本人の生活に根付いています。

松尾芭蕉は月の俳句を好み、多くの句を残したことで知られています。一番有名なのはやはり

「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」

でしょうか。夜の空に浮かぶ月が池に映り、それに夢中になってしまい一晩中池の周りを歩いてしまったという意味です。松尾芭蕉の月に対する思い入れが伝わってきます。

この日は月見団子とススキをご用意される方も多いと思いますが、団子は15個の3段で一番下は9個、2段目が4個...

August 9, 2017

立秋とは名ばかりの暑さが続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今年の立秋は8月7日からで、この日からお便りを出す場合、暑中見舞いではなく、残暑見舞いになります。あまりの暑さに「立秋の声を聞いて、幾分しのぎやすくなって参りました」のような文例ではなく、冒頭のような切り出しが多いここ数年です。

本日は8月9日ですが、ちょうど1ヶ月後の9月9日は重陽の節句です。

3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句に比べて重陽の節句は少し影が薄い所がありますが、もちろん重陽の節句も、1月7日の七草の節句も五節句の内の1つですか...

July 7, 2017

今日は七夕です。

今から1200年前にまとめられた万葉集には多くの七夕の歌が残されています。

万葉集の第10巻に柿本人麻呂の歌とされる

「天の川 楫(かぢ)の音聞こゆ 彦星(ひこぼし)と織女(たなばたつめ)と 今夜会うらしも」

というものがあります。歌の意味は「天の川に彦星のかじを漕ぐ音が聞こえます。彦星が天の川を渡り今夜織女と会うようです。」となります。今の人も昔の人も星空への思いはそれほど変わりないようです。

他にも万葉集第8巻にあり山上憶良による

「天の川 いと川波は 立たねども さもらひかたし 近きこの瀬を」

この歌の意味は「天の川の波は...

June 26, 2017

白糸の部分をたてよこ共に麻糸を使用した

夏の名古屋帯です。

格子の部分には数種類の組織を用いて

奥行きのある立体感を表現しています。

絹糸に比べて麻糸は切れやすい為

それぞれの組織がとても織りづらく

織手泣かせの逸品です。

June 14, 2017

羅織(※1)の一種である籠羅と網羅(※2)を組み合わせ大小2つの違う組織でひまわり地紋を作り その上に唐織で花を、綴じ糸で葉を表現した織物です。

織り方を変えることにより白銀の配色でありながら奥行きのある立体感と涼感をかもしだしています。

※1)羅織<らおり>…以前に絽綴れ名古屋帯の時の「紗」「絽」と同じ捩り織りですが「紗」や「絽」は経糸2本を絡み合わせますが「羅」の場合は3本以上の経糸を絡ませます。羅織りは基本的に織機では無理で手織でのみ可能な技術です。

(※2)籠羅<かごら>と網羅<あみら>…紗が2本の経糸を絡ませることを主としてい...

May 31, 2017

こちらの帯は本袋と呼ばれる袋帯となります。

袋帯とは本来製織時から袋状に織るため表の柄を

確認しながら織る事が大変難しくなっています。

織手に高度な技術を要するため近年では表地、裏地を別に織り、後からかがるように縫い合わせた縫い袋帯がほとんどとなっています。

縫い合わせた袋帯と区別するために本袋帯と呼ばれるわけです。

柄の七宝(しっぽう)の円形は円満や協調、良縁を表す縁起のよいものです。

組織の異なった綴れを横段に織り、その上に七宝柄の縫取(※1)をした唐織(※2)を配します。

涼感を出すために縫分けし非常に軽い仕上がりとなっています。

盛夏の留袖...

February 24, 2017

経糸と緯糸を規則正しくならべず、たわわかな風合いを出す為、くしで緯糸をたぐり寄せる織り方です。
経糸に紬を使うことによって、立体的な素材が出来上がります。

そこに、シンプルな唐草文様を配置することで、お着物を選ばない柄いきながら、一味違った織の風合いを魅せる事ができるシンプルと複雑さを織り交ぜた出来上がりとなります。

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