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September 22, 2017

「吉祥紋様とは良い兆候、おめでたいしるしという意味を表した文様の総称です。」

菊は中国では仙花と呼ばれ、薬の力を持つ花とされており、日本には奈良時代の終わりから平安時代にかけて渡来したと推定されます。というのも数多くの植物について詠んだ、奈良時代に成立した万葉集の中に1つとして菊を扱ったものがないからです。

菊は姿、色、香りに優れているため多くの絵や工芸品の題材にされています。

現代ではほとんど無くなってしまいましたが、9月9日の重陽の節句には菊に綿をかぶせ、香りとつゆをそれに移し、その綿で体を拭くと菊の力により延命、無病、長寿になるとい...

September 12, 2017

今回ご紹介する帯は「大和錦、截金亀甲」です。

截金(きりかね)とは飛鳥時代に日本に伝わってきた技法で、仏画や仏像に広く使われています。金箔、銀箔、現代ではプラチナ箔などを用いますが、細く直線状に切断し、それを筆などで貼り、紋様を表現します。

この帯の柄は亀甲柄ですが現代でも截金の工芸品などによく利用されています。截金細工の繊細な線を再現するために機はジャガード針の数を800口(※1)と多くし、極細の経糸と、金糸、引き箔(※2)を駆使しているため、その結果、帯というキャンバスに上手く截金を表現できています。

柄がシンプルなため、どのような柄...

September 5, 2017

「吉祥紋様とは良い兆候、おめでたいしるしという意味を表した文様の総称です。」

トンボは日本画家に好まれ、菖蒲(しょうぶ)の枝に留めて「勝負に勝つ」「勝負につく」といわれ「勝ち虫」と呼ばれています。

また前進あるのみ、決して退かないところから「不退転」の精神を表すため武家社会で好まれていました。

他にもトンボは体が甲冑に似ていたり、枝先に止まることが多いため「頭につく」「頭領になる」ともいわれ、上杉謙信の兜に利用されたりもしていました。

これらの事から男性の着物によく使われる機会も多いのですが女性物に使用しても全く問題はございません。

当然おび...

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