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August 30, 2017

今回ご紹介する帯は「本袋匠琳、玄武」です。

白と多色の銀を使用した大変美しい帯です。

柄はシンプルなデザインに見えますが、ちゃんと意味が込められています。

「玄武」ですので当然亀をモチーフにしており、甲羅と、そこから放射状に伸びる糸が見て取れます。この糸、実は藻なんです。日本では「蓑亀」と呼ばれる亀がいます。これは藻がたくさん甲羅に付着し蓑を羽織っているように見える事からそう呼ばれます。「蓑亀」という種類の亀がいるわけではなく、その状態になった亀の総称となります。藻が付着し、時がたつと、長く繁茂するため、その様子が長寿の証として縁起のよい...

August 23, 2017

「吉祥紋様とは良い兆候、おめでたいしるしという意味を表した文様の総称です。」

吉祥紋様解説第2回は第1回「松竹梅」で少し触れました「四君子(しくんし)」です。

君子とは「君子危うきに近寄らず」でも有名な「礼儀」・「学識」・「徳」を具えた人の事を中国で言います。その君子の特性にぴったり当てはまる四季を代表する植物として「蘭、竹、菊、梅」が選択され書画に多く使われるようになりました。蘭は春の香りと気品をもち、竹は夏に勢いよく成長し、菊は晩秋の寒さの中鮮やかに咲き、梅は寒中を耐えて最初に咲く花として描かれ、この4つの草花の特徴のように振舞うこ...

August 22, 2017

今回ご紹介する帯は「綴錦、五穀」です。

一番の特徴は漆(うるし)箔を使用している事でしょう。

茶色い地色は漆箔によるものです。

漆を染みこませた幅が僅か数ミリほどの紙を丁寧に手で織り込んでいます。

柄名の「五穀」は米、麦、豆、粟、稗の五穀豊穣をイメージしており秋にぴったりの帯といえます。

一見するとただの大きい五弁の花のように見えますが拡大画像をご覧ください。

それぞれの弁を五穀の穂と葉で表現しています。

よく観察すると秘密やこだわりを色々と発見できるのもおび弘の帯の面白い所です。

 「綴錦、五穀」の拡大画像

August 22, 2017

2017年秋号婦人画報様「美しいキモノ」
2017年秋冬号世界文化社様「きものsalon」

両誌最新号におび弘の帯が複数掲載されております。
ぜひご覧ください。
また実際に掲載された帯の紹介もさせて頂きますので
どうぞ楽しみにお待ちください。

August 9, 2017

立秋とは名ばかりの暑さが続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今年の立秋は8月7日からで、この日からお便りを出す場合、暑中見舞いではなく、残暑見舞いになります。あまりの暑さに「立秋の声を聞いて、幾分しのぎやすくなって参りました」のような文例ではなく、冒頭のような切り出しが多いここ数年です。

本日は8月9日ですが、ちょうど1ヶ月後の9月9日は重陽の節句です。

3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句に比べて重陽の節句は少し影が薄い所がありますが、もちろん重陽の節句も、1月7日の七草の節句も五節句の内の1つですか...

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