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October 2, 2018

今回ご紹介する帯は、後藤久美子さんに締めて頂きました「箔紋袋帯_蜀七宝」です。

蜀七宝という帯の名前は蜀江文様と七宝文様を組み合わせた造語です。

蜀江文様は中国から伝わった蜀江錦に織り表現されている文様全般を指します。

大きな特徴は八角形と四角形の組み合わせで、その中にさらに色々な文様が配置されます。忠実な蜀江写しも多いですが、最近は中の文様を現代風にアレンジしたものも多く、よく帯の柄に利用されています。八角形と四角形の組み合わせですから自ずと全体的に角ばった柄になります。

七宝文様は同じ円を4分の1ずつ重ねていく工芸品、染織品、装飾品に多...

August 29, 2018

今回ご紹介する帯は「本袋絽綴帯_白波」です。

複数の夏帯をご紹介してまいりましたが、いよいよこちらが今夏最後の1本となります。

これまでに何度もご紹介させて頂きましたように、本袋の絽綴の帯を日本で唯一織ることができる弊社ですが、こちらもその1本です。

柄は白波を綴織にて表現しています。絽の目は経糸と横糸の黒色の糸で形成しています。経糸が黒色にも関わらず、白波の部分に黒色の影響が全くない所からも経糸を包み込むように織られ、経糸が見えなくなる綴織りであることがわかります。

意匠だけではなく技術面でも随所にこだわりと独自性を追求するおび弘らしい帯...

August 21, 2018

2018~19年秋冬号世界文化社様「きものSalon」


2018年秋号ハースト婦人画報様「美しいキモノ」

8月20日発売のそれぞれの最新号におび弘の帯が掲載されております。

ぜひご覧ください。

今回、きものSalonの表紙にて後藤久美子さんに弊社の帯を締めて頂きました。

他に本誌内に掲載された帯の紹介も順次させて頂きますのでどうぞ楽しみにお待ちください。

August 7, 2018

今回ご紹介する帯は「絽綴名古屋_横段トンボ」です。

ほとんどの絽綴の帯が海外生産になる中、おび弘では国内で手織りしています。

組織の拡大写真をご覧頂くとおわかり頂けますが白い色の部分は縦糸で絽を形成し、

それ以外の部分はベリー色の地を含めてすべて綴織りで織られています。

トンボは勝ち虫と呼ばれ、大変縁起のよいものなので着物や帯の柄によく利用されます。本誌の小紋の着物にも大変よく合っています。

帯に関してご質問がありましたらお気軽にメールにてお問い合わせ下さい。

July 26, 2018

今回ご紹介する帯は知花くららさんに締めて頂きました

「絽綴袋帯、流水」です。

日本で唯一、本袋絽綴の帯を織ることができるおび弘ですが(おび弘調べ)

今回もやはり刺繍を施すために後で縫い合わせる縫い袋の帯となります。

白無地の絽綴の生地を藍色に後染めし、抜染にて流水取りで色を抜きます。

そこに金彩を一部施した後に刺繍の流れとなります。

刺繍は糸による駒縫いが主で、違う色糸を複数使用することによりメリハリをつけ

立体感を出しています。絽の目は隙間がかなりあるために通常の生地に比べて刺繍が難しく、卓越した技術と経験が求められます。

抜染、金彩、異なった色...

July 18, 2018

今回ご紹介する帯は知花くららさんに締めて頂きました

「くし袋帯、唐花に孔雀と鳳凰」です。

おび弘ではくし織りでも本袋の帯を織ることができますが今回の帯も前回ご紹介したものと同様に刺繍を施すため、あえて表と裏を分け、後で縫い合わせる縫い袋帯となります。

まずは画像では確認できないぐらい、うっすらと入った羊歯(しだ)の地紋様が入ったくし織りの生地を後染めにより黄蘗色に染めます。その後、抜染と金彩により刺繍部分以外の柄を配します。さらにアウトラインを刺繍し、金銀の駒刺繍を主として様々な刺繍の縫い方で孔雀や鳳凰、立体感がある部分の唐花を表現します...

July 10, 2018

今回ご紹介する帯は知花くららさんに締めて頂きました
「絽綴袋帯、撫子に棒霞(なでしこにぼうかすみ)」です。

絽綴の帯を国内で織っている機屋は今ではおび弘を含めてわずか2~3社となってしまいました。おび弘はその中でも本袋絽綴の帯を唯一織っていますが今回の帯は、刺繍を施すため、最初から袋状である本袋では不可能です。そのため、表と裏を後で縫い合わせる縫い袋帯となります。

刺繍を施す前にこの帯はまず地色である小豆色に染められます。染め方は生地全体を染液に浸す炊き染めとは異なり、刷毛を使って染める引き染めとなります。その後、抜染(酸化剤などで抜色...

June 29, 2018

「~知花くらら、工芸作家の超絶技巧をまとう~
涼を呼ぶ夏の織り」

明日6月30日発売の最新号におび弘の帯が複数本掲載されております。
ぜひご覧ください。


また実際に掲載された帯の紹介も順次させて頂きますので
どうぞ楽しみにお待ちください。

June 27, 2018

今回ご紹介する帯は「櫛織、羊歯(しだ)の縞」です。

おび弘の櫛織の帯は、緯糸を濡らしながら(濡緯)手織りしています。そのことにより張りがあり、しっかりとした生地感になります。櫛織ですから緯糸を打ち込む際に筬(おさ)の代わりに櫛を使用します。そうすると独特の波を打ったような織り目に仕上がります。その影響で透け感があり、軽く締めやすくなります。柄名に羊歯(しだ)とあるようによく見ると(画像では確認できないほどです)羊歯の地紋様の組織が存在しています。本誌にご紹介していただいておりますように大変シンプルで使いやすい縦縞柄の帯です。

帯に関する...

June 12, 2018

今回ご紹介する帯は「本袋絽綴、ワープ枝」です。

本袋の帯はこれまでに何度かご説明しているように、織り上げた後に表と裏の両端を縫い合わせる縫い袋帯ではなく、最初から袋状に織る帯です。縫い袋帯と区別するために「本袋」と呼ばれるようになりました。大変難しい技術と手間が必要で現在生産される袋帯全体の中でわずか2~3%といわれています。

本袋帯は両端の縫い代がないために、縫い袋帯に比べて薄くて軽くしなやかな帯となり、締め心地もよくなります。

数少ない本袋の帯ではありますが生産されるほとんどがシンプルな織り方である錦織りで織られたものです。おび弘の帯...

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