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羅袋帯 ひまわり

羅織(※1)の一種である籠羅と網羅(※2)を組み合わせ大小2つの違う組織でひまわり地紋を作り その上に唐織で花を、綴じ糸で葉を表現した織物です。

織り方を変えることにより白銀の配色でありながら奥行きのある立体感と涼感をかもしだしています。

(※1)羅織<らおり>…以前に絽綴れ名古屋帯の時の「紗」「絽」と同じ捩り織りですが「紗」や「絽」は経糸2本を絡み合わせますが「羅」の場合は3本以上の経糸を絡ませます。羅織りは基本的に織機では無理で手織でのみ可能な技術です。

(※2)籠羅<かごら>と網羅<あみら>…紗が2本の経糸を絡ませることを主としているのに対し、籠羅と網羅は2本がその外側の2本をさらに絡ませ、4本の経糸が互いに絡み、網目のような形をつくります。この網羅が1つ置きに外れると、中が開いた籠羅ができます。この2つを組み合わせて文様を表現します。これを紋羅<もんら>といいます。

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